去る2008年9月19日(金)から20日(土)にかけて自治労介護集会が開催されました。
介護保険が施行されて、8年半が過ぎました。この間、介護は民間開放され新たな一産業として注目されてきました。しかし、制度は、初めから「走りながら考える」と言われ、決して充分なものではなく見切り発車的なものでした。社会問題として世間を騒がせたコムスンの事件は記憶に新しいところです。
働く側から言えば、介護現場は決して待遇のいい職種ではありません。介護労働者の賃金は一般業種の平均賃金を大きく下回っています。すべては介護報酬によって運営されているので待遇改善を図るには雇用主への働きかけだけではなく、介護保険制度改正への働きかけも大変重要です。
この介護集会は全国の介護現場で働く人が介護保険制度について問題点や改善策を実践に基づいて講義しあう場です。一日目は厚労省もシンポジストとして迎え、「福祉人材確保」について国の考え方を聞きました。二日目は各専門分野に別れて職場や職種の問題点について討議しました。
自治労ではこの集会でまとめた現場からの提案を国に対して要求していきます。すべての人の老後が係っているこの制度を守り改善していくために皆さんも関係記事など目にしたら読んでみてください
(ひびき2008年11月号から)